社会的養護2/7

社会的養護には、在宅指導措置が含まれる。

一時保護を解除して子どもを自宅に帰宅させた上で、必要に応じて児童相談所が親権者に対してこの養育について面会や指導をすること。

一時保護所で生活していた時、子ども同士で次に行く場所について話していたこともあった。お絵描きしながら、児童養護施設だけは嫌だなとか、子ども同士で色々情報交換をしてた。

私の頭の中では「じどうようごしせつ?自動?」とどんな所か想像がつかないけど、嫌なところなんだというイメージだけできて、保護されてから3ヶ月が経とうとしている時、児童養護施設への入所が決まった。

面会に来た施設の職員さんに、なぜか年越しの過ごし方ばかり質問して笑われていたけれど、今思うと私にとって年越しが一番家族との大事な思い出だったんだと思う。

自分たちの兄弟の話を子ども同士でしていた時に、一時保護所の職員に別室に連れて行かれて、もっと厳しい施設に飛ばすぞと怒鳴られた事は10年以上経っても鮮明に覚えてる。

なんで自分の大切な人の話を話題にあげたらいけないのか?個人情報を守ることとを優先する時に子どもの権利は守られていないんじゃないかと考えることもあった。

少なくとも一時保護所の閉鎖的な空間はこれからどこに行くのかもいつまで入所していなければならないのかも分からない状況の子どもも多く、冷たくて厳しい空気感だった。

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